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面接した人は本当にあなたの会社に入社したいのか?

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事業が順調に進んでくると人を増やすために求人を掛けます。
もしくは人が辞めてしまって求人をする場合と2パターンの理由があります。

今回はどちらにも通ずることですが、
私がいままで3,000人以上の採用に関わってきたのと
多くのクライアントさんに関わってきてとにかく思う教訓として、

『無理に採用した人は使い物にならない』です。

使い物にならない例として
・向上心がない
・教えないとできない
・教えても理解が遅い
・教えるに手間かかるので教える営業の数字が落ちる
・愚痴が多い
・すぐ辞めるという
・人のせいにする

これを読んでいる方は思い当たる人物がたくさんでてくると思います。
ではなぜこういう人を採用してしまったのでしょう?

その前に

中小の不動産会社に応募してくる方は全員中途採用だと思いますが、
なぜ応募してきた方はあなたの会社に入ろうと思ったのでしょう?
不動産会社での面接でよく言われる志望動機は下記です。

・人生における大きな買い物の手伝いをしたい、関わりたい。
・稼げそうと思ったから
・営業の仕事をしてみたい
・接客の仕事がしてみたい
・昔から家の雑誌を見るのが好きだった
・チラシとかで間取りなどを見るのが好き

だいたいこんなものです。
面接で人を見極めるのはなんとも難しい。
私も面接に来る方それぞれ違うので、明確な答えはなく、都度考えながら質問、
内容を変え相手の隠れた本音を見つけるようにしています。

ただ統一していることの一つとして上記の志望動機を言われたらこう言うようにしています。

『不動産会社に入りたい動機であって当社に入りたい動機ではないですよね?』
『当社に入りたい志望動機を30秒ほどで教えてください』です。

この質問で自社のことをどれだけ調べてきているのかがわかりますし、
志望動機に自社の内容を書いてない(言ってない)応募者の方なので大概は
表面的なことしか答えません。

この時点で9割の方は不採用にしています。
残りの1割は分からないなりになんとか粘り、採用を勝ち取りたいと行動できた人です。

この時に9割の方に採用したいなと思った人が入っていても
グッと我慢しないといけないのが、『今人足りないからな』問題です。

せっかく応募きたのにもったいないと思うでしょう。
ですが我慢してください。
売れない営業マンは売上が0な上に、給与と教える時間が掛かります。
それは給与30万(社保入れて)+教える時間1日3時間×22日=66時間です。
これって1,500万ほどの仲介手数料と同額、契約1件分です。

特に事務とかでなく営業は本人のスキルとか経験よりも
モチベーションや、お客さんへの気遣いで成績が変わる職種です。
さらに事務は言ったことをやってくれるので費用対効果ですが、
営業は数字にならない仕事をしたがらない職種です。
したがって売れない営業だとしても使う側はとても使いにくいので、
そもそも雇用するべきではありません。

そのため自分が長く働くかもしれない仕事の面接で、
その会社を調べてこない、もしくはわからないなりになんとか自分をアピールしたり
熱意を訴えたりできない人は入社した後が成績上がる可能性は低いです。

営業は断られることが多い職種なので、
断られた後にどう対処できるかを面接の場で試しているのです。
面接の緊張感がある場でできない人は、管理の行き届かないお客さんの前でできるはずがありません。

そういう人を採用してしまうと前述した通り、
教えるのが大変な上、使いにくいので後々余計に状況が悪化したケースは多々あります。

こうならないためにどうすればよいのかですが、
・そもそも辞めない体制を作る
・辞めるとなった時に退職時期を引き延ばす
・一人辞めても致命傷にならない人数で利益がでる体制にする
・現状足りていても定期的に求人は掛けておく
などです。

個々に具体的な方法は変わってきますが、
中小企業は人ありきです。いい人材にいつ!巡り合えるかで会社の成長は大きく変わります。
既存スタッフを成長させながらも新しい人材との巡り合わせの機会を多くもつことでチャンスを掴めます。
宝くじと同じで買わないと当たりません。

そして一人の優秀な営業を採用できたらその店舗の売上は一気に伸びます。
一人の営業が3人分の数字を作ってくるので、こういう人材を早いタイミングで採用するために
人が足りていても定期的に採用活動はしていなくてはなりません。


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