不動産業界の集客といえば、以前は雑誌やポータルサイトなどでの集客が一般的でした。
しかし近年スマートフォンの需要が増え、不動産業界もweb集客に力を入れている店舗様が多くなってきています。
スマートフォン利用者増加に伴い、SNSの利用者も増え、「Facebook」「Twitter」「Instagram」は3大SNSサービスといえるでしょう。
SNSは現在、世界中の人々のコミュニケーションとライフスタイルにおいて不可欠なものとなっています。
現在日本の人口は減少傾向にあり、不動産業界も競争が激しくなってきているなかで、SNSでの集客に注目が集まっています。
今回は不動産業界のSNS集客についてご紹介していきたいと思います。
目次
そもそもSNSとは?
SNSとはSocial Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略で、ソーシャル(社会的な)ネットワーキング(繋がり)を提供するオンライン上のサービスになります。
SNSを使えば、国内のみならず海外にまで簡単に情報を発信することが可能なのです。
不動産会社のSNS集客のメリット、デメリットとは?
不動産業界で注目を集めているSNS集客。
ではSNS集客のメリット、デメリットとはどのようなものがあるか見ていきましょう。
SNS集客のメリット
1.無料で利用できる
不動産会社の集客は自社ホームページを制作したり、ポータルサイトに掲載すると費用がかかります。
しかしSNS集客は無料でできるものがほとんどです。
2.簡単に宣伝ができる
SNS集客はスマートフォン1つでできるため、誰でも簡単に宣伝をすることが可能です。
物件情報や会社の雰囲気、スタッフブログなどを発信することができます。
3.拡散力が高い
拡散力の高さはSNSの魅力の1つでもあります。
SNSを利用している人同士がつながったりするので、フォロワーを増やしていければ拡散力もアップしていきます。
継続的な投稿をすることで情報を効果的に広めることができます。
4.狙ったターゲット層を獲得できる
SNS集客ではターゲットを絞って宣伝することが可能です。
また、SNSツールの種類によってもユーザー層などは変わっていきますので、ターゲットに合わせたツールを使用することがポイントとなります。
SNSツールごとの特徴もこの後ご紹介させていただきますので、参考にしていただければ幸いです。
SNS集客のデメリットと注意点
1.継続的な投稿をしないと逆効果
継続的な投稿が無いとお客様からの信頼を得ることができず、逆効果となってしまうでしょう。
ちょっとした内容でもいいので定期的に更新しておくことが重要です。
継続的な投稿は労力もかかるので、きちんと更新できる環境を整えてから行いましょう。
2.炎上のリスクがある
SNSで「炎上」という言葉はよく耳にしますよね。
SNSは拡散力が高い反面、適切でない投稿などは批判が起こり、炎上してしまうでしょう。
一度炎上してしまうと、会社にイメージを損なうキッカケとなってしまいます。
SNSツールごとの特徴
SNSはツールによって特徴が異なり、ターゲットも変わってきます。
そこで今回は「Facebook」「Twitter」「Instagram」の3大SNSを比較して見ていきましょう。
年齢層
20代以上で40代が多く、年齢層は3大SNSの中で一番高め
投稿が届く範囲
友達、友達の友達まで届く
メリット
・実名登録なのでビジネスでのユーザーが多く情報の正確性が高い
・地図を載せることもできる
・炎上しづらい
・メッセンジャー機能があり、お客様とコミュニケーションを取りやすい
デメリット
・企業が多いので競合も多い
・仕様変更が多々ある
年齢層
10代~30代が中心
投稿が届く範囲
全く知らない人にも届く
メリット
・拡散力が高い
・速報性が高く時系列での表示
・おもしろい感じの投稿もしやすい
デメリット
・炎上リスクが高い
・情報の正確性が低い
・文字数制限があり、長文は投稿できない
年齢層
10代~20代中心
投稿が届く範囲
フォロワーのみ
メリット
・写真や動画などの視覚的な投稿に強い
・ハッシュタグを使用することで、関心があるユーザーを獲得しやすい
デメリット
・拡散力が低い
・文章でのお知らせに向かない
まとめ
不動産会社や物件を探すうえで、写真や動画などを見て探す方も多いと思いますので、簡単に写真や動画などを投稿できるSNS集客は不動産会社にとって重要といえるでしょう。
ツールによって特徴も異なります。
例えば高めの年齢層を狙うならFacebook、若年層を狙うならInstagramなど、ターゲットによってツールを使い分けることがポイントです。
SNS集客によって売上がアップしたという不動産会社様は多くいらっしゃいます。
SNS集客では継続的な投稿や投稿のタイミングなども重要となってきます。
ぜひこれを機にSNS集客にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。